2012 最後に旅。

2012年もあとわずか。
2013年に向けて、大きく動き出しそうなこのタイミングで、どうしても!と。

ひとりで旅に出ました。
行き先は南の島。寒くない場所で、綺麗な景色を眺めて「何もしない」をしたくて。

出発の日、駅まで送ってくれた友人と別れた途端、自分の中のいろんなスイッチが切れた。

妻のスイッチ、母のスイッチ。
ひとりだから、言葉を発する事もなく、自分自身のスイッチも半分くらい切れてるようになって。
そうして初めて、普段「話す」という事だけでもすごいエネルギー使ってんだな、とか思って。

降り立ったのは、南の島のはずだったが、めっちゃ寒かった。さぶっ(笑)

そんな訳で、少し予定は変更になったけど。行きたいと思った場所、
見たいと思った景色、思いつくままに車を走らせてみた。

信号もなく、周囲に建物もない、自然と、海が見える、まっすぐなまっすぐな道を走りながら、

「私達の身体がたくさんの細胞があるみたいに、私達ひとりひとりは地球の細胞なんだと思うんよ。
道っていう血管を通って、行くべきところに行って、やるべき事をやってる。
毎日、車で仕事に行きながら、そんな風に思うんよ」

と言ってた友人の言葉を思い出した。

私は私の意志と、なにか大きなものに導かれて、今ここにいて、
この、道っていう血管を走ってるんだな。
と思ったら、太陽が顔を出し、雲の隙間からたくさんの天使の梯子がかかって、
海の一部がキラキラになった。

たどり着いた場所は、地球のおへそと言われるところ。
e0132597_17163938.jpg


南の島なのに、さっぶいし、強風で飛ばされそうになりながら、
髪の毛とかワッサーなりながら、風をあびまくり景色と対峙する。
風がいろんなものも吹っ飛ばしてくれた。
e0132597_17254741.jpg


気の向くままに。
e0132597_17275670.jpg

e0132597_17281643.jpg

e0132597_17291125.jpg


基本ノープランだったけど、ここは絶対行きたいと思った(てゆーか、ここに来たくて旅先を決めた)
地球上に3箇所しかないというパワースポットを訪ねる。

私は普段、見えないエネルギーとか感じられるタイプじゃないんだけど、
さすが地球上に3箇所、さすが地球のオヘソだけあって、
身体の中にじわじわとエネルギーが流れ込み、自分の中が満タンに満たされた事を感じた。

どうやら私にとって「新城」というのがパワーをくれる場所のようだ。

大好きなアフリカンダンスの新城ワーク。
新城海岸。
このパワースポットは新城さんというおじいさんのお宅にあるお庭で。お庭を見学した後、
新城さんのお宅にもお邪魔させていただき、化石のすんごいエネルギーをもチャージして、フル充電。

いつもだったら、旅先での出会いや新たな繋がりが何より嬉しかったりするんだけど、
「今回は新しい人と出会って話すことより自分自身と話したい」←暗っ(笑) 
という、思いを汲んでくれて、いい感じにほったらかしてくれてた島在住の友人とも会い、
なんだかんだで結局新しい出会いと繋がりももらって←結局、私の旅はこういう事になる(笑)
やっぱり、必要な人とは、出会うべくして出会うものなんだと思った。

場所だけでなく、人がとにかくあたたかいと言われる宮古島。
ご飯を食べた場所での島唄ライブや、店員さん、一期一会なすれ違いの出会いにも、
そのあたたかさを感じて、次に来るときは思いっきり人と関わってやる!とか、決意する。

てゆーか、そんな最小限な出会いなのに「マジ住みたい(T_T)」と、思うようなところでした。

旅の最終日、乗り継ぎの那覇空港にわざわざ会いに来てくれた友人とお子ちゃま。

来るときには完全に電源オフで何も考えず、ただ感じることだけをしてたけど、
帰りの飛行機や新幹線の中で窓から景色を眺めてた私には、何かがみなぎっていた。
e0132597_19124497.jpg


ありがとう。

ひとり旅なんて、まだまだできないって思ってたけど、直感とワクワクに逆らわず、
思い切って出てきて本当に良かった。

そうさせてくれた家族、背中を押してくれた友人、宮古島と、自然と、地球と、宇宙に、ありがとう。

*****
いつもいつも、言うことだけど、私は本当に人とのつながりが大事で。
大事な大事な宝物で、どこにいたって何をしてたって、その繋がりを感じられたら生きていける。

私という細胞が、これからどんな道を通って、何をするのか、わからないけれど。
自分がワクワクする事、生き生きと元気で笑っていることが、地球を元気にするんだと思う。
ひとつひとつの細胞が。

だから自分が自分らしくいれるように。自分自身を生きれるように、いたいと思う。

今年もあと少し。
みんなにありがとう。

良いお年を。そしてこれからもよろしく。

PS 初めて家族(特に子どもたち)と離れて、どうなることかと思ったけど、
ケースケはさして泣きもせず。だけど3日ぶりに再会したら、
なんだか言葉が増えてて「こんなにおっきくなったのか!」なんて思って、ししし、新鮮!!
ソータときたら「ママ、楽しんでこれた?」なんて言ってくれて、あああ、ありがとう!
やっぱりやっぱり、 時にはこういう時間って、必要なんだよね。
10年分のお一人様時間を凝縮して、いただいた自分へのご褒美でした。
パパもありがとう。お疲れ様! 
[PR]

# by sacci38 | 2012-12-26 16:20 |

「幸」の意味、と、名前の事。

少し前の事になるが、私の名前と同じ一字を持つ友人から、
「幸」という文字の持つ意味について、教えてもらった。

彼女の友人が持ってきてくれたという、とあるブログの記事によると

「幸」という漢字は、 木製の手錠の象形文字なんだそうで、
「執」が手錠がかかっている状態、「幸」ははずれている状態、
すなわち「自由」を意味しているそうです。その記事は「自由」
「しあわせ」などことばのもつ日本語のエネルギーについて書
かれていましたが、日本語の「しあわせ」は「仕合わせ」の意
味があり、神様や家族、会社、社会など仕えるべき事柄と自
分自身が調和していることの意味合いがある、のだそうです。

「幸」という漢字が、自由を意味しているなんて、知らなかったなー。
しあわせ=仕合わせの、意味も。
なんだか、嬉しい。

私の名前は、父方の祖父がつけてくれたのだけど、
おじいちゃんに、改めてありがとう。という気持ちになった。

「幸恵」の他には、ヨシエ(漢字はわからない)と、あと、もう1つ候補があったと
聞いた事があるけれど、叔母にヨシエがいるため、却下されたそうな。
私は、自分の名前がとても好きだし、幸の意味を知って、ますます幸恵でよかったと思って、
名前の通りの人でありたいなー、などと思う今日この頃で、あります。

*********
ところで。(これ、昔々mixi日記に書いたことあるんだけど、見たことない人の為にまた書くわ)
初めて生まれた子どもの命名を、祖父に託した、我が母、あきちゃんは。
「幸恵」という名前を受けて、次に子どもができたら「恵」の字を使って、
統一したいと考えたらしい。恵とか、恵太とか、恵一とか?

次に生まれたのは、妹で、あきちゃんは「恵(めぐみ)」と、名付けた。
ちょうど、市役所に用事があるという祖母(やはり父方)が、一緒に出生届を出してきてくれると
いうから、お願いしたんだそうだ。

そして、ばーちゃんが、帰ってきて言うことには。

「なんか、恵って、カクカクしとるから、ひらがなにしちょったで」

・・・あきちゃんの「恵で統一したい」目論みが、消え去った瞬間であった(-人-)チーン。
まぁ、確かに「明賀 恵」は、カクカクしてると、書いてみて思うけど(笑)
※明賀って、私の旧姓です。みょうが、と読みます。

さらにさらに。
3番目に生まれた、弟。
「3番目だけど、長男だし」と、名付けは一応、義父母にお伺いを立てたそうだが(時代かしらねー)
じーちゃんが「3番目じゃから、お前らが好きにつければええ」と言ってくれたから、
ここで、初登場!父が「公一(こういち)がええ」と、決めたのち、仕事に出て行ったそうな。

で、あきちゃんが「公一にしました」と、じーちゃんに報告したら、
「公一は収まりが悪いから、公治(こうじ)がええ」と、まさかのダメ出し!
好きにつけたらええ、言うたんちゃうんかい!
収まりが悪いという、意味はわからないが(笑)じーちゃんは「治」という字が好きなのであった。
※弟の他にも、従妹に二人「治」のつく兄さんがおります。

当時、漁師をしていた父は、一度漁に出たら、1ヶ月くらい戻らないのは普通で、
携帯とかない時代だから、なかなか連絡はとれないし。
戻ってきて、ひさしぶりに見る赤ん坊の弟を「コウイチ~、コウイチや~」と抱っこしてたら、
あきちゃんから「・・・コウジよ」と言われて、びっくらこいたらしい(笑)

1ヶ月も船の上で、コウイチは元気かなぁー?と、居もしない、息子に思いを馳せていたのかと
思うと、笑える。憐れ、父。

あきちゃんは、当時を振り返って、
「3人も子どもを産んだのに、誰ひとり、自分たちの思い通りの名前をつけられなかった・・・」
と、遠い目をして、語っていました(笑)

まぁ、でも。
私は母になって「子どもは名前を持って生まれてくる」と、思ったので。
そんなエピソードも込み込みで、私は幸恵で、妹はめぐみで、弟は公治、なんだと思います。


そして。
私の名前候補だったヨシエは、叔母に同名がいるから、という理由で却下されたのですが。
みんなにヨシエさんヨシエさんと、呼ばれる、その叔母も。
何かの用事で戸籍を取り寄せたら、実は「ヨシコ」だった、らしく←ありえないww
出生届を出した知り合いの人が、間違えたんだろうという話。
今でも叔母さんは「ヨシエさん」と呼ばれながら、公式には、ヨシコを名乗っております^^;

テキトーすぎる!昔の人(笑)
[PR]

# by sacci38 | 2012-11-20 23:08 | 自分

本日、水汲みDAY~一期一会~

今日も高尾の森はキラキラでした。
私にとって、水を汲むことは、ここに来るまでのドライブの時間や、森でのひとときを含め、
とても大事で、水が安全かどうかなんて関係なく、ここに住んでる間はライフワークとして
通い続けるんだろうなぁと思う。

e0132597_23361822.jpg


先日「一緒に行きたい」と言ってくれた友人をここに案内したら、とても感激してくれて
その事が、すごく嬉しかった。だいすきな場所を、だいすきな人と共有できるって、幸せな事。
彼女は、森を見渡して「ここって、雑草が全然ないね」と言った。

・・・見渡す限り雑草ですけど(・_・)?

一瞬、きょとんとしてしまったけど、彼女の言う雑草っていうのは、そこにあるのが邪魔で
引っこ抜いちゃう草のイメージなのだと解釈した。
だけどこの森は、草も花も木もすべてが、役割をもって、必要があるからそこにあるって事を
感じさせてくれる森だから「邪魔」だとか「必要ない」って感じが全然しないのだ。
ホントは、森だけじゃなくて、すべてが、みんなが、
役割があって、必要だから、ここに存在してるんだよね。

見渡す限りの雑草を見渡して「雑草がない」とか言ってのけちゃう彼女は、超天然で、
そんなところが私を惹きつけてやまない愛すべき友人なのですが
ある意味、彼女の発言は、すごい名言だと、思いました。。

*********
最近は、いつものお豆腐やさんじゃなくて、山から湧き出てるお水を直接いただいている。
車が一台やっと通れるような細い林道を、窓を全開にして、水の音や空気を感じながら進む。
お水をいただく。いつもありがとうございます。
e0132597_0192176.jpg


で。少し進むと、広くなってる場所があって、そこでUターンするんですけど。
ちょうど、山登りの下山途中らしい、おばちゃん二人組とすれ違った。
車が通るために道をあけてくれたのに、またすぐそこで引き返しておばちゃん達を
よけさせてしまったから、窓から「ごめんなさーい」とか言いながら、車を進めてたら
おばちゃん1号が「(こんな狭いところ通って)何しにきてるの?」と聞いてきたから、

「水汲みに来てるんですー」と答える。
「どこまで行くの?」と聞かれたから「今から引き返して帰るとこだよ」と言ったら
おばちゃん1号が、2号に「ねぇ、乗っけてもらわない?」と持ちかけた。(・・・は?)←心の声。
おばちゃん2号は、何言ってんの的な様子で「悪いわよ、いいわよ」と遠慮してたけど、
面白いので「いいよ、いいよ。乗ってけば?狭いけど、どうぞー」と言ったら、
おばちゃん1号2号は「まぁーごめんなさいねぇーあはははは」とか言って、さっち号に乗車。
森の出口まで送ることに。

(なにこれwww)←非常に面白くなってきた心の声。

おばちゃんたちは、山ガールなんだけど、登山して最後にちょっと楽がしたくなったっぽい。
聞けば、高尾駅まで歩いて、電車乗って帰るというので、
「通り道だから、高尾駅まで乗ってけば?」というと「ホント~?」と、大喜びの二人。
ちなみに後部座席で、いきなり見知らぬおばちゃんに面食らったケースケは、
超おとなしくなってた(笑)

道中、おばちゃんたちはなんで山に登るの?とか、いろいろおしゃべりして楽しかった。
ひとりは、病気をされたそうだけど、山を歩くようになって、自然の中ですごしたら、
肝臓だか腎臓だかの数値が下がって、病気が治ったと言っていた。
「あなた。自然って、すごいのよー」「あなたも登んなさいよー」と、
まぁ~、非常におばちゃんっぽく誘われた(笑)

高尾トンネルについて、3人でブーブー文句を言いながら、
さらに、二人とも山口県には知り合いがいるだとか、そんな話をしながら走ってると、
おばちゃん1号が「この先に、最近、病院の院長先生だかが建物とお庭を寄付して
庭園を無料で解放してるの知ってる?」と言う。

「なにそれ、知らなーい。見てみたーい」 おばちゃん2号も知らなかったらしい。
「行ってみる?」「今から?寄ってもいいの?」「いいわよいいわよ、行きましょうよ」

そんなこんなで、見知らぬおばちゃん二人と、なぜか庭園を鑑賞する事になった、わたくし。
(・・・なんなのこの展開www)←面白すぎるので流されてみようという心の声。

教えてもらった、日本家屋と、庭園は、とっても素敵だった。
なんと、喫茶コーナーもあるではないか。これはいいところを教えていただいた。

縁側で座ってお話してたら、おばちゃんたちはもっとゆっくりしたくなったらしく、
私はソータの帰りが気になりはじめて、高尾駅まで送らずに、そこでお別れする事になった。

「ありがとねー」「いいえ、こちらこそーバイバーイ」
最後に、おばちゃんが、ケースケにチョコレートくれた。

この出会いが何かに広がるのかとか思われたが(いや、思ってないけどww)
名前も聞かず、今はすでに顔すら覚えていないおばちゃんたちとの出会い。
なんかわかんないけど、超面白い1時間足らずだった。その後は、いつものように
車を走らせて、家路についた。ケースケはチョコレートまみれになった。
お水は、いつものように、美味しい。


高尾山にいただいた、一期一会。ただし、意味不明(笑)


一緒に高尾に行きたい人はご連絡ください。水の湧いてるところまでなら、
ガイドもできまーす♪
杜々のお蕎麦もおいしいし、今日教えてもらった庭園もあるし、意味不明な出会いにも
遭遇するかもしれませんよ。
[PR]

# by sacci38 | 2012-10-13 01:24 | おでかけ

屋久島に行く~おしまい~

屋久島に行って、一番ラッキーだったのは台風で延期になった、御神山祭りが
滞在中に開催された事。

2日に渡って行われる、屋久島最大のお祭り。
1日目は、黒味岳登山で、御神事と益救神太鼓には、間に合わなかった。
間に合うにこした事はなかったけど、でも、あまり残念な気持ちもなかった。
太鼓は、別の場所で見れたし、家族で最後までがんばった充実感の方が大きかったから。
特にソータが。

ちなみに、私たちがいない間の御神山祭りは、こんな感じだったみたい。
夕焼けに屋久島太鼓、絵になりすぎ。写真は奈央ちゃんから拝借~。
e0132597_23383078.jpg


会場に到着した時は、お祭りは終盤にさしかかっていた。ソータは車で爆睡こいていた。
バルーンに火をつけて飛ばす。リアル「塔の上のラプンツェル」
夜空に浮かぶ、たくさんのバルーンが幻想的でした。
e0132597_2340965.jpg


2日目は、がじゅまるの森に入った日で、この日はなんとしても祭りに間に合わす!と、
あんなに満喫しておきながら、実はいくつかのポイントをカットしてたのでした。
帰りには温泉に寄る予定だったのも、温泉なんてまた入れるし、それより祭り!と、
イケイケドンドンで、お祭り会場に。

そんな意気込みで、ステージの真ん前の特等席にシート敷いて、陣取る(笑)
屋久島のお友達がどんどん集まってきて、みんなひとつの家族みたいだった。
1日目は爆睡だったソータも、この日はとても元気で、ケースケも島の子どもも、
一緒に芝生を走り回っていた。そして、のりぞうも、裸足で走り回ってた。
ものすごい子どもの顔して遊んでたパパ。あんな顔、ひさしぶりに見た気がする。
e0132597_2353333.jpg

私たちの右斜め後ろくらいに、走りまわる子ども達とのりぞうも映ってるー。

そして、屋久杉太鼓。
e0132597_23551243.jpg


この日は、1演目だけだったけど、太鼓が始まると、自然と子どもや大人が踊り出てきて、
型なんてなく、自由に、楽しそうに踊ってる様子が「ああ、お祭りってこうだよね、
踊りってこうだよね」と、三岳(焼酎)飲みながら、眺めてました。うまいんです、三岳。

ステージでいくつかの出し物がありましたが、名前覚えてないけど、だれかが
「雨上がりの夜空に」を歌ってくれて、まさにわたくし、バッテリーはビンビンだぜ状態で、
ハイテンションに。ついに、踊り出る。たのしーーい。

ふと、後ろを振り返ると、来た時よりもぎっしりの人、人、人。
e0132597_072463.jpg

島中の人が集まるお祭りだと、聞いていたけど。
本当に、本当に、あったかくて、幸せな空気に包まれていて。
初めは、お友達が集まってひとつの家族みたいだと思ったけれど、
この会場にいる人、みんなみーんなが家族のように見えた。
ここにいさせてくれて、ありがとうありがとうありがとう。そんな気持ちになりました。

最後は、花火で。
e0132597_0193387.jpg

私たちの屋久島旅が、終わったのだった。

*******
いろいろハプニングもあったから、島に上陸するまで「ほんとに今でいいのかな」とか
思っていたけど。「呼ばれたから行けた」という風には、実は今でも思っていない。
行こうと思ったから、行った。
ただ、滞在中に体験したすべての出来事は、屋久島という島が用意してくれていたと、思う。
出会いも、出来事も、お天気も、なにもかも全部。
私と子ども達は1週間、パパは4泊5日。
中身がぎゅーーーーーっと詰まった、初めての屋久島の旅。
文章に残すのに、ものすごい時間かかってしまった^^;
もうすぐ、屋久島に上陸したあの日から2か月になる。

書き始めた頃は、まだ浅い所にあったけど、今は、心の少し深いところにあるものを
手を伸ばして、取り出してから書いているような感覚で、確実に時間が経っていることを
感じる。季節も秋になった。時間は経ったけど、あそこにいた日々は、
絵の具に水を落としたように薄まるのではなく、取り出せばつい昨日の事のように色濃く残っている。

滞在中の事はそうだけども、森の中で感じた事、自然から教えてもらった事は、
いつもそのまんま私の中にある。むしろ思いは育って、さらにさらに大きくなった。
自然は、本当に偉大だ。そして、今ここに、私が私として存在する事は、愛という奇跡だ。
すべては繋がっている。全部繋がっている。ぜんぶぜんぶぜーーーんぶ。

そして、ヤク中(屋久島中毒)家族が、ここに誕生(笑)
何かあったら「ちょっとヤクって来るわ」と、言えるようになりたいと思います。心から。
まだ、行ってないとこ、行きたいところが、たくさんあるんだもん。

また行きます。必ず。
旅をナビゲートしてくれた、Daiくんファミリーに、心からの感謝を。ありがとう。

*******
屋久島で出会った、なーやさんとたかえさんのお子様、かふうちゃん(小1)が、書いた詩が、
とても素敵なので、ここに載せて、屋久島日記を終わりにします。
超長い旅日記、ここまで読んでくれたあなたにも、感謝。ありがとう。


「ちきゅうのたいよう」


ちきゅうと たいようは

たいようは ちきゅうを まもって

そして

ほしぞらは たいようを まもって

ほしは ちきゅうを まもって

ちきゅうは にんげんを まもって

しぜんは あいを まもって

にんげんは たべものを かんしゃして たべて

おおきくなり せいちょうしていくのが いちばんの うれしさ

ほしぞら ちきゅう たいよう しょくぶつ にんげん どうぶつ しぜん いえ

あい こころ 

じぶんに かんしゃを するのです

それは ほんとうの ことなのです
[PR]

# by sacci38 | 2012-10-11 01:30 |

屋久島にいく~がじゅまるの森へ~

屋久島旅の、最後のツアーは、がじゅまるの森へ。
滞在中に「どこに行こうか」って話してた時に「がじゅまるおじいちゃんには絶対逢いたい!」と
お願いした場所だ。この森は高低差もなく、長い距離も歩かないので、本当に子ども向き。
なので、今日は恵美香ちゃんもアニカもみんな一緒で、超わくわく♪♪

普通に歩いたら2時間くらいで見れてしまうところを、7時間くらいかけて、ゆっくりゆっくり
ゆーっくり満喫するのが、Earth tribe流。
苔むした森に登山でがっつり歩いて疲れた体を、がじゅまるの森でほぐすような感じ。

屋久島といえば、やっぱり屋久杉のイメージが強いけど、がじゅまるの森も、すごくすごくステキなのだ。
苔むした屋久杉の森が「荘厳な」という感じなら、がじゅまるの森は、包み込んでくれるような
あたたかさがある。そして、がじゅまるって、ものすごい個性がある。

がじゅまるお兄さん
e0132597_015133.jpg


e0132597_0194065.jpg

がじゅまるには「キジムナー」という精霊が住んでるらしい。映ってるねぇ・・・。
e0132597_0201133.jpg


がじゅまるお父さん
e0132597_0252878.jpg


お父さんは、めちゃめちゃでかかった。後ろの方にお父さんとは別の木かと思って
よく見ると上でつながっていて「えっ?これはどこからどこまでがお父さん?」という、でかさ。
お父さんでこの大きさなら、おじいちゃんは、どんだけなの!?
がじゅまるも、いろいろな植物を宿していて、ひとつの家族になっていた。

そして、子ども達はやっぱり裸族に。いないいないばぁー。
e0132597_031174.jpg


そして、沢~♪どぼーん♪♪
e0132597_0353079.jpg


この沢があまりにもステキで、私たちはかなりの時間をここで過ごした。
ソータは人間でいるより白くまの時間の方が長かった(笑)

がじゅまるの気根が垂れ下がって、ジャングルの中みたい。
リアルターザンごっこ。サイコー!!
e0132597_037369.jpg

写真は大変、すばらしいのですが、実はこの後、真ん中のふっといやつに、激突しました^^;

二人で、ぼーーーっとしてたら、そのうちケースケは腕の中で寝てしまって、
e0132597_0472391.jpg

私からは、こんな景色が見えていて。
ずっとずっとここでこうしていたいと思った。あまりにも幸せで。
e0132597_0492078.jpg

恵美香ちゃんと、アニカもお昼寝。
e0132597_0504476.jpg


ずっとずっとこうしていたかったけど、おじいちゃんに逢いに行かなくちゃ。と、沢を後にした。
「ありがとうございました」と、お礼を言って、出発。

沢沿いを歩いていくと、海が見える場所があるという。森のど真ん中にいて、海?と思ってたら、
連れて行かれた場所からこの景色。わぁぁぁぁ~。
e0132597_114100.jpg

e0132597_1486.jpg


「絶対逢いたい!」と思ってた、がじゅまるおじいちゃんは。
実は、地元の人にもあまり知られていない場所らしい。
おじいちゃんの場所が近くなると、なんだかちょっと空気が変わった気がした。

「見えてきたよ」と、言われて到着したそこに、人から隠れた場所にひっそりと、
だけど、ものすごい威厳を放つ、樹が、いた。

「ああ、逢えた・・・」と、思った。聖老・がじゅまるおじいちゃん。
e0132597_1214519.jpg

全景が入らないけど、これが1本の樹なのだ。私との対比で大きさが伝わるだろうか。

しばらく無言で、おじいちゃんと対峙する。言葉がでなかった。
すごい、すごい、しか言えなかった。
e0132597_152359.jpg


ケースケとアニカは、裸でおじいちゃんに隠れていないいないばぁをしまくり、
e0132597_1535069.jpg


裸(ら)にはなれない、私とのりぞうとソータも、おじいちゃんのいる土を裸足で感じた。
靴を脱ぐだけで、伝わるエネルギーが全然違う。

いつかここで、がじゅまるを歌う、友人の歌を聴きたいと、思いました。

おじいちゃんに抱き着いたり、寝転がって見上げてみたり、ここにもずっとずっといたいと
思ったけれど。「また来ます」とごあいさつをして、おじいちゃんとお別れした。

お別れしてからは、祭りだ祭りだー!と、スーパーショートカットの上り坂をガシガシ登って、
ソータをせかし、せかし(せかしすぎて、パパに怒られた^^;)
がじゅまるの森を後にした。ヤクシカさんと、ヤクザルさんにも、会えました。

e0132597_142887.jpg


帰りの車から浴びる風は、あたたかで。見えた、海と、太陽がまぶしすぎました。
そして、最後のイベント、御神山祭りへ。
[PR]

# by sacci38 | 2012-10-05 01:56 |

屋久島に行く~苔むした森と神様のいる山へ 2~

森の中で、キャンプをした次の朝は、4時前に起床。
持ってきた荷物の大半を山小屋に置いて、身軽になり黒味岳へと歩き始めたのは、5時前。
真っ暗な山道を、ヘッドライトの明かりだけで歩く。ソータは文句タラタラであった(笑)

しばらくすると、だんだんと空が明るくなり始め、鳥が鳴き始め、森が目覚めた。
木々の合間から、陽のひかりが射す。

e0132597_0144321.jpg


******
ところで、黒味岳という山は。
山岳信仰の屋久島にあって、神様の住まう山々「奥岳」と総称される山の一つなんだけど、
九州最高峰から7番目までの山が、屋久島の中にあるという事を知った時は、
わたくし、かなり驚きました。屋久島って、思ってたよりも、デカイのだ。

九州には、阿蘇(熊本)も、九重(大分)も、霧島(鹿児島)も、高千穂(宮崎)もあるというのに、
あれより高い山が、7つも、この島に。そう、島なのに!!←2回言う。
海抜ゼロからで、九州の1番から7番ってのは、ただ事ではない。←いや、マジで。
それだけで、この島が、特別な場所だという事を、思わずにはいられなかった。

黒味岳登山がオススメなのは、とにかく変化に富んでいるということだそう。
そんな変化に富んだ、森の中をひたすら歩き、休憩もしまくり、進む私たち。
ソータに合わせて、ゆっくりペースだったとはいえ、私は体力に自信ないし、
山登りは疲れると思っていたけど、歩いていると、どんどん、どんどん、
自分が元気になっていくのが不思議だった。森が、元の気に、戻してくれているからだそうだ。
初めは、文句タラタラだったソータが、歩くにつれ、道は険しくなるのに、
やる気マンマンになって「ソータ隊長」とか言って、先頭をぐんぐん進んでいく姿に、驚いた。

私が印象に残った樹の一つに、ヤマグルマがある。←わかりやすい写真がない^^;
屋久杉には、たくさんの植物が着生しているのだけど、着生植物のひとつで。
この木は、屋久杉に抱き着くように着生して、伸びる枝はありえない方向にグルンと
曲がっていたりして、他の樹に巻きつく様子から、通称「シメゴロシの樹」と呼ばれているらしい。

「でも、俺はこの森には、死ぬとか殺すって概念は存在しないと思ってるからさ」
と、Daiくんは言った。うんうん、そうだよね。私も、そう思うよ。

「ヤマグルマは、屋久杉が、だーいすきなんだよね」
これが、知識を伝えるではなく、自然の側からもの言わぬ者の声を代弁してくれるガイドさん(^^)
一方で「シメゴロシ」と、なんだか悪者みたいなレッテルを張られてる樹が、
とたんに愛おしくなった瞬間でした。そして、それが「真実」だと思う。

そうかぁー。屋久杉が大好きだから、抱きついてるんだね。
なんで君はそんなありえない方向にグルンとなってるの?と、疑問に思ったけど、
好きで好きで、好きな気持ちで、身悶えちゃって思わずグルンとなっちゃったのかしら?
恋をしてるの?さみしがり屋さんなの?そんな風に想像すると、ふふふ、と笑みがこぼれる。

これは、人の世界とか、人との関わりにも通じる事で。
物事というのは、本当に起こってるだけ。それを、どういう風に捉えるかは、自分次第なんだと思う。
自分の見える世界がすべてじゃない。視点を変えると全く違う風景に見える。

森は、何も言わないけど、必要な事はすべて教えてくれる。
答えは全部、自分の中に。

ヤマグルマがきっかけで、樹々を擬人化するのが、おもしろくなってきて。
着生植物の多い、この森の中で、着生されまいと、自分で樹皮をはがしてツルツルお肌で
立ってるヒメシャラは「私、群れるのは嫌いなの」と、主張してるキレイなお姉さんみたいで。
同じく樹皮がはがれて、白くなり立ち枯れてるように見える白骨樹は、
しわしわのおばあちゃんみたいで。屋久杉は、威厳たっぷりのおじいちゃんみたいで。
みんなで、一緒に生きていて、自分たちに必要なものは自分たちで作る。
屋久島は、お天気を、自給自足しているのだ。
雨が多いのは知っていたけど、学術的な見解でなく、森が自分たちで、必要なだけの
雲をつくって、自分たちで生きるために必要なだけの雨を降らせるというのが、もう・・・。
「すごいな」としか、言いようがなくって。自給自足も、これからの私たちに必要なキーワードだ。

e0132597_2332179.jpg


花之江河。湿原って、初めて見たけど、湿った原っぱなんだね(そのまんま^^;)
e0132597_2333101.jpg

ここで、朝ご飯を食べました。草についた露が太陽の光を浴びて虹色に輝いていました。
これは、さすがのDaiくんも写真に映せないって。とても美しかったです。

e0132597_23373663.jpg

これが、おばあちゃんのような白骨樹。樹がまっすぐじゃなくて螺旋を描いているのわかる?
大地から立ち上るエネルギーは、螺旋。私たちのDNAも螺旋。
この螺旋の向きは、北半球と南半球で逆なんだとか。宇宙の法則だよね。


のぼって
e0132597_23455386.jpg


のぼって
e0132597_23471837.jpg


神様のお住まいに、近づく。
初めは、見上げるほど高い樹々の中を歩いていたのに、だんだんと、樹の高さが低くなり
私たちの場所が高くなり、私たちと樹の高さが同じになり、このあたりかが植物の種類も一変。
私たちの方が高くなり、最後の最後には、膝丈くらいの、よく見るお庭の木々。
e0132597_2356382.jpg


e0132597_23571095.jpg


山の高いところでは、風も強いので背の高い樹は育たないというが、やっぱり学術的な見解でなく、
神様のお住まいにふさわしく、美しく手入れをされたお庭で、岩は庭の置石のようにも感じられ、
「お邪魔させていただいている」意識が強くなる。

黒味岳1831mに到着!
e0132597_0131916.jpg


雲がかかって、景色は見えたり見えなかったりだったけど、とても気持ちがいい!
e0132597_0172054.jpg


山頂に到着したというのに、高さにビビってテンション低めのソータの哀愁漂う背中(笑)
e0132597_0192317.jpg


私とパパは、山頂でジャンプした写真を撮ったのですが、ソータは「やめて!飛ばないで!」
と絶叫しまくり。危ないからと、心配してくれてるのですが、両親がいう事を聞かずにジャンプ
しまくっていましたら。

夏休みの自由研究に、

「パパとママは、いっぱいジャンプしていました。オレは疲れた気持ちになってしまいました」

と、書かれてしまいました(笑)長ーい登山編日記の、これが、オチです。
[PR]

# by sacci38 | 2012-10-01 01:39 |

ソータ~2012年 夏~

屋久島日記、まだ途中ではありますが。
この夏の写真を眺めながら、ところどころ、突っ込みを入れたくなる写真がちらほら。
ソータであります。

FBでは、度々、ソータが野生化する話を書いていますが。
さかのぼること幼稚園の年長さん。
アフリカ旅行に行った、ソータの担任の先生が野生動物の写真を教室に貼り、
アフリカ動物の絵本の読み聞かせをしてくれてたところが、はじまりだったと記憶している。

動物の絵を書きまくり、図書室から何度も何度も同じ「アフリカシリーズ」を借りてきていた。
他の子ども達とよく「ライオンごっこ」もよくやってたわ。自作のアフリカ 絵本もいっぱい書いてた。

時は流れてソータ、現在3年生。
ブームはいまだに冷めてない。てゆーか、むしろ野生化に磨きがかかっている(笑)
自然のいっぱいある場所で「ただ感じる、そして森と繋がる」
繋がった結果、ソータは完全に野生に還ってしまった。子どもだから純粋なのかしら←違うと思う。

・・・あれ、おかしいなぁ。
なんか、こうやって書いてると、すごく、すごい感じになってしまっているのが、解せない^^;
本当は、おもしろ日記のつもりだったのに。
とりあえず、ご覧ください。ソータ@2012年 夏

実家に着いて、10分後に行った海でいきなりこんな。
e0132597_2352911.jpg


e0132597_2371323.jpg


この時は、ライオンだったけど、途中から北極グマ(白くま)に変化。
海の沖合いにある、飛び込み台に、ソータや友人の子を連れて何度も何度も
行ったり来たりスイスイ泳いでる私に

「ママ、すごいね!ママ、北極グマみたいだネッ!(てへぺろ)」

・・・これは、ソータ的に最大の賛辞だったと思われます。褒められちゃった☆てへぺろ♪

屋久島に行って、ますますこんな。
e0132597_23372068.jpg


顔を直接、水に近づけてペロペロ水を飲んでおります。
わたくし、さすがにこれを見た時には、度胆を抜かれました。マジか!と。
e0132597_23375684.jpg


で、昨日学校で先生と会った時に、そんな話をしてましたら、
「あ。そういえばソータ、合宿の時にもライオンになってて、水たまりの水を飲もうとしてましたよ」
マ、マジで!?それは知らなかった。水たまりはアカーン!!

こんな姿さえ、動物が寝そべってくつろいでいるようにしか見えない(笑)
e0132597_23455760.jpg


因島でも小早レースの横で、水浴びをしてる野生動物にしか見えない(笑)withケースケ。
e0132597_2348886.jpg


屋久島から戻ってからは「もののけ姫」をエンドレスで見ており、
北極グマから山犬になりました。
e0132597_23591590.jpg


遠吠えております。「わおーん」
e0132597_23594298.jpg


こんな時の、ソータの頭の中にはどんな景色が浮かんでいるのだろう。
どんな事、考えてるんだろう?←何も考えてないかもしれない。
チョーーー覗いてみたい。
2学期が始まっても、まだまだ人間に戻る気配がありません。
もう、人間に戻りなさいと、言うことはやめました。
しかし、都会では野生動物は生息しづらいです。
ショッピングモールとかで、これをやられると、非常にツライ。

ツライけど、これが将来どうなるのか、あたたかーい目で見守ろうと思います。
若干、遠い目にもなります^^;

いつか、本物の野生動物を見せてあげたいなぁ・・・。どうなるんだろ。
テンションゲージが振り切れて壊れるかもしれない(笑)

どうか、みなさまもあたたかーい目でソータの成長を見守っていただけたらと思います。
そして、時に、あたたかく見守れなくなる私を、なだめてください(笑)
[PR]

# by sacci38 | 2012-09-26 00:15 | 息子

屋久島へ行く~苔むした森と神様の住む山へ~

屋久島に来て、山登りをするなんて、選択肢になかった。
案内してくれたDaiくんも、考えてなかったと思う。
「小さい子がいても楽しめる森はいくらでもあるよ」と、言ってたし。

のりぞうが合流する事になって、明日はどこの森に行こうか?って、話をしてたら、
ふいに「・・・黒味岳って山があってさ」と、言いだした。
神々の住まう、奥岳と総称される山の一つで、途中の山小屋でテントを張って寝るという。

屋久島の森に入ったら、森のエネルギーをたくさんもらえるんだろうな。と思ってた。
あくまでも「小さい子がいても楽しめる森」で。
だけど、Daiくんの話を聞いていたら、なんだかワクワクワクワクしてしまって。
あの森の中で一晩すごしたら、どんな事になるんだろう?
神様の住む山からの景色ってどんななんだろう?そんな、ワクワク。

屋久島は、雨が多い所として有名だけど、実は私たちが到着してからは1度も雨が降らなかった。
これからの予報も晴れマークだという。珍しいそうだ。お天気も味方になってくれてるような。

かくして、全く選択肢になかった、まさかの「黒味岳1泊登山コース」に出発する事になった、カシハラケ。

登山口までは、車で向かい、途中で紀元杉(樹齢3000年)に逢った。
e0132597_0191070.jpg

めちゃめちゃでかかった。

淀川登山口に到着し、アイヌのお祈りをして、神様にごあいさつをして、山に入る。
自然に感謝し、自分と、繋がる人々に感謝し、目に見えない存在に感謝する、アイヌのお祈り。

そうして入った苔むした森は。
もう、何もかもが圧倒的なのだった。森のサイズ感が想像を超えたでっかさで。有名な名のつく大木は紀元杉だけだったけど、
樹齢千年を超える名もなき巨木が、あちらこちらにどっかんどっかん、生えている。

どっかん
e0132597_143114.jpg


どっかん
e0132597_1443727.jpg


Daiくんのガイドは、ただ感じる。森と繋がる。そうしてゆっくりと開かれていく。
という事を大切にしているため、多くの言葉は語られない。
圧倒的な森の中では、多くの言葉なんていらない。
いらないけど、私は、より深く森を感じて、繋がるために、モノ言わぬ者の声なき声をコトバにして伝えてもらう
事は、絶対に必要だと思っている。ただ歩くだけでは絶対わからない世界を、コトバを通じて
感じる事ができるから。以前、高尾山を坂田さんの案内で歩いた時に、痛感した事だ。

知識を伝えてくれるガイドさんはたくさんいる。
だけど、自然の側に立って、森や植物の声を伝えてくれるガイドさんは、希少だ。
Daiくんは、そういうガイドをしてくれる。森のガイドさんって、いいなぁ。
モーレツにうらやましい。

・・・そんな事を思うのは、元ガイドの性であろうか。
森を感じて、繋がる、とは別の場所で、Daiくんの言葉をすべて自分の中に取り込んでしまったのは、
それが全部、心に残るコトバだったからでもあるけど、たぶん、職業病だろうな^^;
映画を見に行って、本編とは別のところでライティングとか気になっちゃう照明さん、
みたいな?←のりぞうですよ(笑)

********
e0132597_1595057.jpg


e0132597_215750.jpg

重たい荷物をしょって、弱音を吐きつつも、がんばるソータ。がんばれ。

森を歩いていると、人間はなんてちっぽけなんだろうと思う。
私たちは自然の一部だ、と感じる。
というか、私は、自然の一部というよりは、自然と自分たちが「同じものである」という
感覚を強くした。形は違うけど、同じものからなっていて、同じ法則で生きている。
・・・じゃなくて、生かされてる。

写真を見ると、わかるのだけど、樹は、それ単体ではなくて、いろいろな植物が
着生しているのがわかる。違うもの同士が着生し、新しい命が芽吹いている。
着生して、一つのかたまりになってる木々を、家族みたいだなと思った。
違うもの同士が一つのコミュニティをなし、それらが集まって森をなす。
家族というコミュニティが集まって、社会をつくる、私たちと同じものたち。

それぞれに役割があって、それぞれを生きる。
名もなき大木は、立ちながらにして、朽ちていき、朽ちながらにして、新な命が芽生える。

e0132597_2323826.jpg

木が倒れてしまっても、それは死ではない。
倒木に苔が付着し、苔はお布団の役割をし、新たな命が芽生える。
いつしか、倒木は朽ちてなくなる。根っこをくぐれるような。空洞がある木は、
そこに倒木があった証だそうだ。

ここには、生も死もなく、ただ、変化と循環がある。
そんな中を、歩く、カシハラケ。
e0132597_2452988.jpg

これ、好きな写真(^^)

登山口から、1時間強歩いて、淀川の山小屋に到着。ここで、お泊り。
水の透明感がハンパなかった。
e0132597_249784.jpg


ついに、ソータも裸族に。遠いから、いっか。自主規制なしで(笑)
e0132597_2523636.jpg


日が暮れて、ろうそくの小さな明かりの中、ご飯を食べた。
闇の中で、川の流れる音を聞いて、森の呼吸を感じた。

暖かい飲み物が体をほぐして、ほっとした。
EarthTribesのツアーは、お茶の時間を大事にしてるそう。それは、嬉しい。

「コーヒー、紅茶、カフェラテ、紅茶ラテ、もずくスープ、めかぶスープ、わかめスープ、
コーンスープ、春雨スープに、みそ汁。どれがいい?」

と、一気に聞かれ、「えーと、もう1回お願いします」と、言うほどのラインナップ(笑)
最初は、覚えられなかったけど、最後の方は覚えてしまった。それくらい、たくさんお茶の時間を
取ってくれて、恵美香ちゃん手作りの「豆乳米粉黒糖バナナケーキ」も絶品だった。
今後は、恵美香ちゃん手作りの薬草茶など、ますますお茶のラインナップを充実させて
いくそうです。ステキー☆

子ども達がテントで寝たあと、お茶をしながら、静かな時間の中で、
「ここの森に入ると、森が中心に戻してくれる」「自分が中心と思い込んでたところじゃなくて、
本当の、中心に戻してくれるんだよね」と、話してくれた。

確かに、そう感じる。
自分の中にある常識とか、価値観をなくした、ヒトとしての、中心。そのまんまの、自分。

***********
テントで寝るのは、久しぶりだった。浅い眠り、だった。
森の中で寝てると、30分とか1時間おきに、体全体が、
ぐわーーーっというか、じわーーーっというか、もわーーーっというか、となって、
それで、ふわーーーっとほどけるみたいな。
どういう擬音で表したらいいのかわからないけど、不思議な体感を何度も何度も繰り返し、
あまり、眠れなかった。眠れなかったけど、寝不足は感じなかった。

樹々の声などは聞こえなかったけど(←そんな簡単に聞こえたりなんて、しないのね)
森のエネルギーをいただけたのかな。と思う。不思議な不思議な感覚だった。

同じくらいのタイミングで、隣のパパのテントもゴソゴソしてるから
「パパも寝れないのかな?」と、思ったけど、後で聞いたらパパは、逆に
「やばい!寝すぎた!」と思って、目が覚めたら30分しか経ってなかった、みたいな事を
何度も繰り返していたらしい。眠りが深かったんだろうね。

それぞれに、必要なものをもらったみたい。
子ども達は、どうだったんだろうか。二人とも、爆睡、してました。
[PR]

# by sacci38 | 2012-09-20 09:23 |

屋久島にいく~島周遊&水に触れる~

屋久島に到着したのは、お盆の中日だった。
お盆の間は、水には入らない方がいいという(引っ張られるから)のを守って、
里と人に触れた最初の2日間は、海にも沢にも入らず、我慢した。
モーレツに我慢した。(でも、ちょっと入っちゃったけど^^;)

お友達とみんなで海に散歩に来て、ちょっと入っちゃった時の写真はこちら。
裸族の子ども達が、めちゃめちゃかわいい。
e0132597_2371988.jpg


お盆明けの、滞在3日目にして、ようやく水、解禁!本格的なツアーも、この日から。
とにかく水に飢えまくっていたので、朝イチで横河渓谷に連れてってもらった。
e0132597_23372253.jpg


誰もいない横河渓谷。海と違って、沢の水はとても冷たい。
どぼーんと飛び込むのは、相当気合がいった。ので、そろりそろりと水に入る。
体がきゅーーっとなる。2日間我慢してたので、体が一気に浄化されるような感じがした。
体にこびりついていたいろいろなものが削ぎ落とされ、水から上がると、
細胞がぐわーーーっ開かれるような、そんな感覚。

ここで、用意してきた朝ご飯を食べた。焼き立てのパンケーキや
暖かい飲み物を飲む。こんな贅沢な時間はないと思う。これが日常だなんて、
うらやましすぎる。

この日は、車でドライブしながら、島を一周するツアーだったのだけど、
屋久島の水に触れまくる1日でもあった。

大川の滝
e0132597_23453243.jpg


少し離れたところからだったけど、滝のすぐ近くまで行くと、水しぶきがすごい。
大雨の後などは、水量も、ものすごいそうで、まさに「龍神様のおわす滝」という場所でした。

大川の滝近くの海の側にある沢(ややこしい?)
e0132597_23545880.jpg


海中温泉
e0132597_23555847.jpg

満潮になると、温泉は完全に沈んでしまうそう。温度高めで、海からの波もざばーっと
来たりして、面白かった。夜は満点の星空の中、温泉に浸かっていられるらしい。
ちなみに、混浴。9歳にして、温泉が大好きというじじいのようなソータは、
ここをすごく気に入ったようだ。

屋久島の水は、ものすごいパワーがある。
島に着いてから、湧水などをたくさん飲んだのだけど体中の細胞を入れ替えるような
感じで、3日目くらいから、それを体感としてはっきり感じとる事ができた。

ここの水を飲み、沢に入れば体の外から禊がれる。1ヶ月もいれば、ちょっとした病は
消えてしまうんじゃないだろうかと思った。
地球の70%は水で、私たちの体も70%が水。
降った雨が豊かな森を巡って沢に流れ、湧き出てくる水はクリスタル水脈を通って湧き出るそうだ。
クリスタルの水脈なんて、聞いただけでもパワーみなぎるよ。まさに、聖水。

その水が海に流れ出て、漁場を育む。

森の豊かな場所は、海も美しい。水って、本当に大事なんだよね。
すべての命、なんだもの。

********
そんな島一周ツアーをしてる間、のりぞうが合流するため、屋久島に向かってきていた。
前日の朝に「明日行く」と連絡があったきり、音信不通になってしまったので、
本当に来れるのかしら?と、ものすごくやきもきさせられました。が。

日が暮れる頃、高速船トッピーの最終便にて、無事来島。柏原家全員集合~。
落ち合う場所で晩ご飯を食べたのですが、その日が、ちょうど益救神太鼓をやってる日で。
みんなで、太鼓も見ました。

和太鼓は、わりと身近にあって、見る機会も多く、好きだけど。
和太鼓の演奏で、号泣したのは、初めてだった。胸がぎゅーーっと締め付けられるようになって、
涙が止まらないのだ。すばらしかったです。和太鼓好きな友人たちの顔が浮かびました。

********
すっかり日が暮れて、お家に戻ると、子ども達はコテンと寝てしまった。
パパと二人で、銀マットを借りて、星を見に行く。

田舎育ちの私たちは、満天の星空も、それなりに見ているけども。
地上の光のない海から見る、満っっっ天の星空に、言葉を失いました。

星って、こんなにあるんだ・・・。

水平線の向こうから、山際から、とにかく空のはじまる場所から、全部が星空なのだ。
星空を見て、地球が丸いという事がわかるほどの。

たとえば、都会のネオンを、せーので全部消したら、こんな風に星空が現れるのだろうか。
そんな事を思う。

砂浜に銀マットを敷いて寝転がって、二人して無言で、ずーーーっと空を眺めていたら、
のりぞうが突然「・・・なんか鳴き声がする」というので、ヘッドライトで周りを照らしてみたら、
私たちのちょうど頭の上くらいのところに、ウミガメの赤ちゃん!!

うわーっ!!カメさん!!びっくり仰天して、道を譲る。
周囲を照らしてみると、そこにもここにも、ウミガメさんがパタパタ歩いてた。
※永田の海は、ウミガメの産卵、日本一。

私たちが明かりで照らしてしまうと、カメさんが海に還る邪魔になってしまうから、
歩きながら踏んづけたりしないだろうかと心配になりつつ、海を後にした。

孵化したウミガメの赤ちゃんは、3年くらいかけてカリフォルニアまで泳ぎ、
また卵を産むために、30年後に、この浜に帰ってくる。
なんて、神秘的なんだろう。宇宙の理を感じる。

ところで、ウミガメは、鳴くのでしょうか?
のりぞうは「なんか、ファー、ファー、って言ってたよ」と言ってたが。←私、聞いてない。
「あれは、俺たちが邪魔で、退いて退いてって鳴いてたね」と言ってたが。←そうなの?

************
翌日の朝は、海へシュノーケリングツアー。
Daiくんの案内してくれる場所は、どこもかしこも、人がいない。
ハイシーズンの屋久島なのに、混んでる感が、まったくないのだ。

この日、案内してくれた海も、人っこひとりいない透き通った海で。
浮かんだり、泳いだり、もぐったりして、遊んだ。

パパはソータ、私はケースケ担当で。ケースケは当然、裸(ら)なので、
私がシュノーケリングした海は、
ケーさんの、かわいいおちんちん・・・からの、海。
ケーさんの、かわいいお尻・・・からの、お魚さんの群れ。みたいな。

忘れられない、景色となりました(笑)
e0132597_1383739.jpg


e0132597_1392895.jpg


そしてこの日の午後、屋久島の真髄に触れる。ついに、森に入ります。
つづく。
[PR]

# by sacci38 | 2012-09-14 23:56 |

屋久島に行く~里と人~

屋久島で、お世話になったのは、Earth tribes のDaiくん一家のお家。
写真家で表現者 のDaiくんは、震災がきっかけで高尾から、屋久島に移り住み、
今は、森のガイドさんをしています。

港で、再会したDaiくん、恵美香ちゃん、アニカと一緒に、まず最初に訪ねたのは、
屋久島の総本宮「益救(やく)神社」
昔は、屋久島も、益救島と、書いていたそうな。ここで、神様にご挨拶して、
旅の安全をお願いするところから、Earth Tribesのツアーが、始まる。

御本殿でお参りして参道を引き返していたら、ヤクシカさんに遭遇。はじめましてー☆
e0132597_23365696.jpg


益救神社を後に、車で、お家に向かう道すがら、屋久島の事を、いろいろ教えてもらった。
それだけで、この島のすごさというか、なんで?と言われれば「そういうふうにできているから」
としか答えられないのだけど、そこに目には見えない大きな意志や存在を思わずには
いられなくて、ああ、ここには、神様が住んでいるのだなぁ・・・なんて事を思う。
のっけから、ワクワクが押し寄せてたまらない。

********
今回の滞在では、いろいろと嬉しいオプションがついたのだけど、ひとつ目は、
到着初日の、永田集落の盆踊り。

盆踊りって、ひさしぶりだったんだけど、老若男女が踊りまくりの盆踊り、
これぞ、日本の夏&祭りという感じで、すごく楽しかった。特に永田名物
「野菜音頭」 サイコー。 来年も、ぜひ踊りたい(笑)
改めて「踊り」は、人の生活から切り離せない文化だと思いました。
e0132597_0322392.jpg



ふたつ目は、アニカのバースデイ。

思いおこせば、Daiくん達とは初めて会った時から、いつも、たくさんの人との出会いをもらっている。
出会った人達からは、すごくいろんな影響をもらっていて、生まれたつながりが、つながりを呼んで、
私を囲んでいる。屋久島に来てまでも「それ」を体験できるとは思ってもみなかったが。

8月15日は、アニカの2歳の誕生日で、同日に1歳の誕生日を迎えたタネくんとの
合同バースデイパーティがひらかれて、島中の彼らの友人がお祝いにやってきたのだ。
(友人が友人を呼び、知らない人もいっぱいいた。さすがだ。)
滞在2日目の、たった1日で、ものすごくたくさんの人達と、出会えてしまった。わはははは。

・・・と、笑いたくなるような、嬉しい嬉しい1日だった。

e0132597_15382.jpg


屋久島の友人たちは、ほとんどが移住者で、Daiくん達と同じように震災がきっかけという人も
いたけど、愛知とか、福岡からだったり、移住した時期もさまざまで。
それぞれ、ここにたどり着くまでの物語があって、そんな話を聞かせてもらうのも楽しかった。
みんな、導かれて、ここにいる。

アニカがくれた、新しいつながり。
また、ここに来た時に「会いたい」と思える人が、たくさんできたという、しあわせ。
そして、ここにいない友人たちの顔も、浮かぶ。
いつか、みーーーーーんなで、ここに来て、この空間や、時間を一緒に過ごせたら。
そんな妄想もしてしまって、ますますしあわせ。

実現できたら、嬉しいなあ。みんなで、旅行積み立てしようよ。←結構マジ。

e0132597_174351.jpg


アニカの誕生日だったこの日。残念ながら、来れなかった奈央ちゃんが、
こんな、ステキな虹の写真をアップしていた。「愛虹香」の名前にピッタリの神様からのプレゼント。
私も、見たかったなぁ。

つながってくれた、すべての人に感謝。
屋久島の、里と人に触れた、2日間でした。
[PR]

# by sacci38 | 2012-09-09 01:02 |

屋久島へ行く。

屋久島というところに、行きたいと、ずっと思っていました。かれこれ、1年半くらい←短っ。
心にずっと思っていた場所。

「呼ばれないと行けない島」という事を、何人かの人から聞きました。
たぶん、みんながみんなそうというわけじゃないと思う。行けちゃう人は行けるのだ。あっさりと。

だけど、私にとってはやっぱり「呼ばれないと行けない」を痛感する島で。
たどりつくまでも含めて、全部が旅だったような気が、今はしている。

行きたいと思っていたけど、まったくもって行ける気がしなかった去年。
今年になって、なんだか行けそうな気がするぅ~と、わくわくがやってきて。
なんだか「今だ!」と思った時に、のりぞうの、不規則な仕事の都合も、
ソータの学校も無視して、勢いに乗って、家族全員分の航空券をゲットして、
お世話になる友人宅に予約を入れて、ガッツポーズ決めた1週間後、
「・・・なんか仕事になりそうなんだけど」と、のりぞうに告白された時には、めまいがしたわ。
くらくらくら~。
さすが、呼ばれないと行けない島。航空券取っても容赦ないぜよ。←キャンセル料発生(TT)
私の「今だ!」というひらめきは何だったのだ←気のせいだったらしい。

・・・という事件があったのが、6月。

そして、夏休みにリベンジ!と、友人に相談に乗ってもらいながら、日程を決め。
しかし、まったく読めないのりぞうのスケジュール。ちょっとした賭けでした。

とかなんとか、やってたら、わたくし車で事故ったりして。←大出費(TT)
のりぞうが、汗水たらして稼いだお金を、ドブに捨てまくる嫁、さっち。

くらくらくら~。
まだ、呼ばれてないとしか思えない、7月の出来事。
毒舌な友人に話すと爆笑されて「もう諦めたら?」とか言われる始末。

でもね、行きました。行けました。行ってきました。

夏休みで帰省していたし、のりぞうはその間も仕事中(ホントにご苦労さまです)で、
私たちが出発した時点でまだ、行けるかどうかわからないという状況でしたけど。

もはや、呼ばれているのか、呼ばれてないのに無理やり上陸しようとしてるのか、
自分でも若干わからなくなってましたけど(笑)

変更変更して決定した日程中に、アニカ(友人のお子さま)のバースディパーティや
台風で延期になった、屋久島最大のお祭り「御神山祭り」があるという
サプライズなオプションがついたりした事と、
出発の2日前に、ペルセウス座流星群の、たくさんの流れ星を見れた事に背中を押され。

家族にあたたかく送り出してもらい。

その割には、出発当日には、駅の改札に阻まれ
(なんと、予約してとった新幹線のチケットの日付が、間違ってたというありえない事態)
西日本の暴風雨で新幹線のダイヤは乱れまくりで、

「まだ来るか!?まだ試されてんのか!?」

という、珍事件の嵐だったりしながら。

屋久島行きの、高速船トッピーに乗れた時に、ようやくほっとできました。
そんな、旅のはじまり。

船の旅は、約2時間。
キラキラの海と、マーブル模様の雲が、とてもきれいでした。
e0132597_1124260.jpg

[PR]

# by sacci38 | 2012-09-05 01:13

夕陽見て思う。

夏休み。帰省してます。海ばっか行ってます。
てゆーか、海しか行ってません(笑)

e0132597_22501884.jpg

******

夕暮れの空と、海に沈む太陽が見たくて。
いつもの海は山の向こうに陽が沈むから。
山の裏側にきた。普段はあまり来ないけど、裸足でつかむ砂の感触や、波の大きさや音は、ここの方が懐かしい感じがした。

e0132597_22555125.jpg

山の裏側

e0132597_2249936.jpg

日没には早過ぎたけど、私に向かう光の道を眺めながら、しばらくを過ごした。

SNSを観ていると、遠くにいる友人たちが、それぞれの場所から空や光の写真を届けてくれる。

ビルの谷間から、田園風景から、ここではない海辺から。

同じ時間に空を眺めてるんだなぁとか思いつつ、
こんなに離れてるのに、切り取った景色は全然違うのに、
みてる夕陽は同じで、太陽がひとつしかないという当たり前の事を、すごく不思議に感じたひとときでした。

手を伸ばしたらつまめてしまうような夕陽なのに、こんなに離れてるのに、こんなに違うのに。

あぁでも、わたしも、同じか。

あなたから見える、わたしは、
たぶんみんな違う。
出逢った人と同じ数だけの、わたしがいて、ぜんぶ違うわたしだけど、どれもわたしで、
だけどわたしは、ひとりしかいない。

太陽も、月も、星も、わたしも。
あなたも。

ひとつしかない、たったひとりで、見上げた空と、踏みしめる大地でつながっている。

e0132597_0151082.jpg

e0132597_0155924.jpg

e0132597_017264.jpg


雲が多くて、海に沈む夕陽は見れなかった。
とりあえず、デートには西の浜の方がオススメ。
[PR]

# by sacci38 | 2012-08-07 22:28

農にふれる。その3 ~飯田農園というところ~

思いがけずというか、やっぱりというか、長編になりました。
その1 と その2

田植えの後は、コウジさんが薪で炊いてくれたお風呂をいただいた。
子連れ特権で、一番風呂。すいません^^;ありがとうございます。
泥だらけで、冷たくなった身体をお風呂で温めた後、みんなとは別に、飯田家の
居住スペースにお邪魔して、コウジさんの奥さん、かなこさんと、いろいろとお話しをうかがった。

「子ども達二人も連れて、よく来たねぇ・・・」と、言われた。
・・・自分が一番、そう思ってます。あはは。

「飯田農園は、コウジさんが自ら開墾した土地」という事は聞いていたけど、
自給的暮らしをする、と場所探しから始まって、この場所に移住を決めたころは、
電気も水道も通っていない土地だったという。
セルフビルドで家を作り、重機も耕運機もない中の耕作放棄地を、コウジさん一人で開墾し
(かなこさんは、妊娠出産をされたばかりだったそう)
有機・無農薬栽培の野菜やお米を作る農園を、開かれた。

言葉にするとあっさりだけど、すごく大変だっただろうな
・・・なんて書くこともはばかられるほど想像を絶する物語だと思う。

潤くんの東京野菜計画のお野菜を知ったころ、放射能の影響を考えて、
できるだけ西の産地のものを選んでいたので「茨城県産」と聞いたとき、
実は、一瞬、躊躇してしまった自分がいた。

だけど、ここの野菜はこんなところで作られてて、この○○がめっちゃおいしくってね・・・
って、生き生きと話す潤くんを見てると、放射能の事は、気にならなくなった。
「どこで作ってるかじゃなくて、誰がつくってるかを大事にしたい」そう思って、
お野菜を買わせていただいているのだけど、ここにきて、農園に触れ、
作る人に出会ったこと、さらに、自分がいかに農の現場での無力かを思い知ったことで^^;
これまで以上に感謝の気持ちが大きくなった。

言うまでもない事だけど、これだけ手間ヒマかけて野菜つくりをしようとしてる人達なので、
消費する私たちより、放射能の影響は考えないわけがないのであった。
飯田農園あたりの八郷地区は、JAが率先して放射能検査を行っているそうだ。

かなこさんとは、本当にいろんな事をお話させてもらった。
移住当初の、山での暮らしの事や、
自給した野菜だけで食べていくので、毎日毎日同じ野菜が食卓に並んで、
意外に食料難だという事(笑)←最初は、食事のメニューを考えるのも大変たっだらしい。
震災後の生産の現場の事、
野菜の事、
かなこさんが作っておられる陶芸の事(かなこさんの器、とても素敵です)
かなこさんが書いてるお野菜通信や、ブログ、食育系ネコ漫画の事、
子どもの事、
いろーんな事。

とてもとても書ききれない。

途中で何度も「子ども連れてよく来たねぇ」の話になったけど(笑)
田植えにしても、ここでお話させてもらってることにしても、
雨が降ってても、子連れでも、私は今日、ここにくる運命だったんだと思う、という結論になった。

農薬や化学肥料を使わずに、微生物やミミズや虫たちの力を借りて、
土を蘇らせるところから始まったこの農園の野菜を、私たちは、いただいている。
コウジさんのお野菜を、たくさんの人に食べてもらいたいと思う反面、
今のような生産方法だと、どうしても作られる量も限界がある、という話にもすごく考えさせられた。

かなこさんは、ここに移住してからの自分の体験や、感じたことなどが、
いつか何かの役に立つはずだと、山を開墾して、家をつくり、
有機農家になった就農の物語を一冊の本にして、出版された。去年の、震災の頃に。

「わたしがあぐりびとになるまで」

本当は、この本を通じて、これからの生き方を考える人に、農業って選択肢もあるよ。
農業もいいよ。って伝えたかったけど、震災があって、農業いいよ!って
大きい声で言えなくなってしまったと、かなこさんは言っていました。

本を、見せていただいていたら、
「私たちの話から何かを感じてくれる人に読んで欲しいから」といって、
その本をプレゼントしてくださった。
帰り際には、コウジさんから、飯田農園のお野菜をおみやげにたくさんいただいて。
私、全然お役に立てなかったのにー!
もう本当にどうしたらいいのだ、という。ありがとうございますじゃ、全然足りなくて、
どう表現したらいいのか、わからない。たぶん、この文章でも全然伝わってない^^;

帰る直前、飯田農園のお米をおにぎりにしてもらったのだけど、
これが、お世辞でもおおげさでもなく、びっくりするほど、おいしかった。
普段食べてるお米も、無農薬を選んでいるけど、それでも全然違う。
「モミのまま保存してるのを精米して炊いてるから」と、おっしゃっていた。
本当に、びっくりするほどの、おいしさだった。

ソータが、しみじみしみじみと「このごはん、ホントにおいしい」と言って食べていた。
飯田農園を後にして、疲れてるから、すぐ寝るだろうと思ってたけど
結構起きてたソータと、いろんな話をした(ケースケは爆睡)

「ソータ、今日の田植えした時のガッツがあったら、なんだってがんばれるし、
なんだってできるよ。すごく偉かったね」って、めっちゃ褒めてあげた。

この体験後、学校の先生から「ソータ、最近変わりましたよね」とか言われたり。
だいぶ時間がたってからだけど、ある日突然「ごはんはね、食べる命だよ」と言って
私をびっくらこかせた名言も、きっとこの日の種が芽を出したのだと思っている。

*******
そして、帰ってから、かなこさんの本を読ませてもらい、また、いろいろ考えさせられる日々です。
あの山に暮らし始めてから、何度も何度も「幸せに生きるってなんだろう」
「私の幸せってなんだろう」と、考えたという、かなこさん。

飯田農園のコウジさん、かなこさん、お子さんたちとネコは、
自分たちの幸せを、カタチにした暮らしをされている。不便で大変な事もあるけど、
とても豊かで、素晴らしい暮らしだ。

祝島を訪ねた時と、同じ気持ちになる。
「ここの生活は、すばらしい。だけど、私にはできない」

↑この言葉は、私だけじゃなく、農園を訪れた、何人ものお友達からも言われたことは、
本を読んで知った。

でも「私にはできない」で、終わっちゃダメだと、思った。
私たちが手にする「当たり前」の、向こう側を、もっと知る事。
人にフェアで、大地にピュアなものを選ぶ事。
選んで、お金を払って感謝するだけでなく、もっともっと感じる事。
豊かとはなんなのか、幸せとはなんなのか。

自分なりの、答えを、カタチにする努力をすること。
「自分のできる事をする」というのは、いつも思ってるし言ってることだけど。
できる事をするのは、当たり前なのだ。できる事を増やす努力を、しよう。
と、そんな風に今は思っている。

「今日の事を、文章にしようと思っても、いろいろな思いがありすぎて、
何からどう書いていいのかわからないし、きっと伝えきれない」
と、かなこさんには言ったけど。

案の定、壮大になり、伝えきれないけど、こんな形に、なりました(笑)

かなこさんのブログは こちら

かなこさんの本は、アマゾンで買えます こちら

かなこさんのかわいらしいイラストで、山の生活が書かれていて、読みやすく、
とっても素敵な本です。

今回の田植えワークをオーガナイズしてくれた、TYKの潤くんは、Jamhouseブログの
東京野菜計画のカテゴリーから こちら

TYKは、飯田農園さんだけでなく、潤くんが自らの足で開拓した
有機・無農薬でがんばっておられる生産者さんの元気なお野菜が買えますよー♪
農にふれる企画、これからもやってくれるそうです(^^)

秋には、ソータに「オレが植えた米」を収穫させてもらいに行きたいと思います♪
飯田農園さん、潤くん、一緒に田植えに行ったみんな、本当にありがとうございました。
[PR]

# by sacci38 | 2012-07-14 02:56 | おでかけ

農にふれる。その2 ~感動の田植え~

その1は、こちら。

お世話になる、飯田農園さんのコウジさんは、真っ黒に日焼けした、力強く、たくましく、
それでいて、優しさがにじみ出てるような方だった。
棚田に降り立つと、作業の内容を説明してくださり、田植えワークが始まったのだった。
機械などは使わなくて、すべて手作業。知り合いがお手伝いに来てくださることもあるそうだけど、
普段は、ほとんどの作業を一人でやっておられるそうだ。・・・ここを、ひとりで?・・・びっくりした。

まずは、苗取り。
e0132597_0103544.jpg


こんな風に、稲が生えているところに、手を突っ込んで、抜く。見た目、全部稲に見えるけども、
この中にヒエが混じっていて、これを選り分けるのだ。それから、別の場所に植え替える。
「田植え」だから、植えるもんだと思ってたソータが「なんで抜くの?」と素朴な疑問を投げかけたら、
一緒に行ってたメンバーが「これは、稲の子どもで、大きくなるために、幼稚園から小学校に
引っ越しをするんだよ」と、ナイスコメントを、返していた。わかりやすくてすばらすぃー!

ヒエは稲作の天敵らしい。見た目、ホント区別がつかないのだけど、よく見ると、稲には
産毛のような毛が生えていて、ヒエには、それがない。それから、ヒエは根っこがやわらかい。
ただ、こいつをほっとくと、稲の成長には、すごーく邪魔で、間違えて一緒に植えちゃったりしたら、 
後が、ものすごーく大変なんだとか。
数年前から、福岡から山口を通って、おじいちゃんの田んぼでお米を作ってる友人の顔が浮かぶ。
私が、ここでヒエと格闘してるなんて、思いもしないだろうな。と思って、ちょっと笑えた。

しかし、この作業、書いてしまえば簡単そうだけど、実際は、すごく大変だった。
これを「大変」と言ってしまうところが、農作業ド素人の証なのだけど、まず、歩けない!
ぬかるみに足をとられて、1歩2歩って、全然進めないのだ。
間違えて植えちゃって、後でコウジさんに迷惑をかけてはいけないと思うと、
稲とヒエを見分ける作業にも、いちいち時間がかかる。私のペースでやってたら、
来年になっても苗取りは終わらないだろう、ぐらいの、のろのろ作業であった。。

コウジさんいわく「ざっと見渡しただけで、稲とヒエは、存在感が違うからわかる」そうだ。
かっこよすぎる。その存在感がわかりたい!

無農薬でお米を作る田んぼの中は、おたまじゃくしや、カエルや、名前のわからない虫など、
たくさんの生きものがいた。しとしと雨が降る中、一斉にカエルが泣き出して、何事かと思ったら、
「カエルが一斉に泣き出したって事は、もうすぐ雨がざーーーっとくるよ」とコウジさん。
しばらくすると、本当にざーっと降りだして「・・・すごい」(←これしか言葉が出なかった)と思った。

ソータは、私から離れた場所で、田んぼの中で時々白くまになったりしながら(笑)苗取り。
なかなか上手に歩いて「オレ、わかった!」と言って、稲とヒエを見分けていた。
ケースケは、田んぼの中で、きゃっきゃ言いながら遊んでいた。泥まみれの濡れまくりだ。
e0132597_1233884.jpg


この泥んこ(笑)たぶん、雨が降ってなくても、びしょびしょだったと思われる。
ものすごく楽しそうだったけど、途中で震え出しちゃったので、これはアカーン!となり、
抜いた苗もたまってきたので、みんなと一緒に、植え替える田んぼの方に移動して、
そのまま、私とケースケだけ、リタイアする事になった。

苗を、幼稚園から小学校へ引っ越しさせる、新たなミッションの田んぼには、
去年取れたお米の糠をまいてあるんだそう。ここで育ったものを、また土に還す。
その糠が、微生物のエサになり、それを虫が食べ・・・。そうして土が豊かになる。
まさに、循環。これぞ、生物多様性。「・・・なんか、感動」(←これしか、言葉が出なかった)

苗を植える間隔とか、深く植えすぎないで、チョンって置く感じ、っていうのが、
ソータには難しそうで、大丈夫かな?と心配になった。雨も降ってるし、風邪ひきそうだし、
「ママとケースケはあがるから、ソータもそろそろ終わりにしようか」と言ったけど、
またしても譲らないソータ。みんなも「一緒にいるし、様子みて厳しそうだったら上がらせるから」
と言ってくれたので、ソータは、田植え続行することに。

泥んこの体を拭いて、着替えをし、体の冷え切ったケースケを、毛布でくるんで温めると、
しばらくしたら、寝てしまった。寝不足だし、帰りの運転もあるから、私も一休みしようと
思ったのだけど、ソータが気になって眠れない^^;

雨降りの中、苗取りをして、植えて・・・、足場の悪い棚田の淵を上ったり下ったり、
大人でも体力使うのに、大丈夫かしら。植えるのは難しそうだったけど、迷惑かけてないかな、
雨降ってるし、寒くないかな。風邪引くよなぁ・・・って。

でも、ソータは上がってこなかった。
途中、アヤパンが上がってきたときに、様子を聞いたら
何度か「ママのところに行く?」と聞いても「オレは残る」と言って、がんばってるよ。とのこと。

それから、さらに1時間ちょっとは経っただろうか。
結局、ソータは、みんなと一緒に最後までやりきったのだった。
バンガローの窓から外を眺めていて(結局一睡もできなかった、わたくし)
みんなと一緒に棚田から上がってくるソータの黄色いカッパが見えた時には、
感動して涙があふれた。今も、思い出して泣きそうだ(笑)

戻ってきたソータは、もう本当に本当に誇らしそうで、この数時間で
どれだけ心が成長しただろうと、思わずにはいられなかった。
一緒にいてくれたみんなが「ソータ、大活躍だよ!超がんばってたよー」
「最後の方は、ソータが、オレらに『お前らしっかりやれよ』ぐらいの勢いでやってたよ」
「途中で白くまごっこもやってたけどねー」って、口々に言ってくれるのに、
また感激してしまってウルウル。うわーん、みんなだいすきだよーーー!

田植えワークやり遂げたみなさんの写真はこちら(やり遂げてない、さっち入り)
e0132597_2213380.jpg


ソータの顔、悪いわー(笑)これは、ドヤ顔なのか?しかし、いい写真です。

ここまで、来たことも想定外だったけど、内容も想定外だった。
田植えのお誘いメールもらった時は、親子で泥んこになりながら、
楽しく農に触れられたらいいな、という、非日常のイベント的な農作業を想像してたのだ。
しかしこれは、いい意味で、ガチの田植えであった(笑)
これで生計を立てておられる現場にお手伝いをしにくるのだから、
考えてみれば当たり前の事だけれども。

私が想像してたような、ちまたによくある「親子でできる○○」的なイベントは、
体験の入口として、それはそれでとっても楽しいし、よく参加もする。
そういうイベントに慣れちゃってるからこその「想像」だったわけなんだけども。
でもね、自然は、大人とか子どもとか関係ないし、容赦ないのだ。
同じように雨は降り注ぎ、体温を奪う。こちらが寄り添い、合わせるしかない。

こんなお天気でなかったら、カエルが一斉に鳴き出した後に、雨がざーーっと来るなんて
知らないままだったし、ここでなかったら、コウジさんが自ら開墾したことで、
蘇ったたくさんの命の循環を感じることもできなかっただろう。
何より、今日でなかったら、ソータがこんな風に頑張る姿は、見れなかっただろうし、
泣けるほど感激することもなかっただろう。

私には、歩くことすらままならない、稲とヒエを見分けるにも時間かかりすぎで、
自分がいかに無力かを思い知らされ、100万分の1もお役に立てなかった田植えだったけど^^;
いのちがいっぱいある場所で、自分の体がすごく喜んでいる事は感じられたし、
すごーーーーく、楽しかった。すごーーーーく、嬉しかった。

もう。すべてに、感謝。それしか言えない。
そんな、田植え体験。  

まだ、続く(笑)
[PR]

# by sacci38 | 2012-07-10 03:09 | おでかけ

農にふれる。その1 ~はじまるまで~ 

気が付けば、7月。時間の流れの早すぎることに、ビックリです。

少し前の事になりますが、わたくし、先日「田植え」に行ってまいりました。
「顏の見える関係」と、よく言うけれど、もう少し近い顏の見える関係を求めて、
知り合いの知り合い、くらいのところから、時々、お野菜などを購入させてもらっています。

有機や、無農薬、自然農。生産者さんがどんな風に作られるかが、見えれば見えるほど、
「お金」という価値があると思われている紙を支払うだけで、その恩恵を受けている事に、
違和感を感じる自分がいて。感謝はもちろん、するのだけど、それでも足りない気がしてしまって。
いつか機会があったら、収穫などに同行させてもらって、
生産の現場で、農に触れることをしたいと、思っていました。

したら、TYK(東京野菜計画)の潤くんから、こんなお誘いを、いただいた。

*****
◎TYK田植えツアー◎
今回うかがうのは茨城県石岡の「飯田農園」さんです。
夫婦二人で新規就農されて10年以上有機農業を営み、
現在は小学生のお子さん2人の4人家族。
また奥様は陶芸家でもあり、旦那さん(こうじさん)の野菜を
奥さん(かなこさん)のお皿で食べるという最高の食卓!

TYK&ジャムハウスでは何度か飯田農園さんのお手伝いと称して押しかけ、
ファームステイと称して居座ることもしばしば(笑)

こうじさんがみずから開墾!した広い敷地にはだんだん畑、ビニールハウス、
たい肥場などがあり、昼間は虫や鳥の声を聴きながら作業、
夜は遠くに見える町のあかりをみながら夕ご飯。
という都会人からしたら憧れの田舎でのい自給ライフをされています。

3.11以降茨城の農家さんは風評被害にも苦しんでいます。
是非生産の現場に足を運んでご自身の判断の材料としてみてください。

*****
これは、行かねば!と、即決。
行程が、朝早い出発だったので、jamhouseに前泊までさせてもらいました(楽しかった♪)
ところが、当日は、雨予報。他のみんなと違って、私はソータケースケが一緒なので、
無理はせず「雨だったら、やめとくね」と、宣言してたのですが。
(その数日後に、太鼓&ダンスワーク、ミニライブ付きのアフリカン田植えも
あったので、何が何でも今日じゃないと!っていうテンションでは、なかった)

朝、雨は降ったり止んだりしてる中で、ソータが「オレは田植えに行く!」と言って、
譲らない^^;ソータは良くてもケースケもいるから、今度にしようよ、と説得しても
なんとしても行くのだー!という気迫に押され、とりあえず行くだけ行って、
見学してれば?という提案もあり、じゃあドライブがてら、行こうかな。という気になった。

でも、出発する頃に、雨がじゃんじゃん降りになってきて、わたくし、かなりのローテンション。
あんまり寝てないのもあり「・・・ねぇソータ、ホントに行くの?マジで?」みたいな^^;
しかも、ソータったら「オレ、あっちの車に乗る」とか言って、みんなの乗合の車の方に
行っちゃって、私はケースケと二人きり。ケースケとおしゃべりもできないから、
実質一人でドライブするようなもんで、なんか、つまんないし。
いや、音楽ガンガンかけて、車の中で、一人カラオケしてましたけど←よくやります。

妊娠7か月で周囲に心配かけながら和太鼓をぶっ叩いたり、
ケースケをおんぶして山歩きをしたり、子連れであっちゃこっちゃ遊びに行って
活動的だと言われる方ではありますが(しかし、周りを見渡せばそれくらい普通。
というような人々に囲まれている、わたくし。笑)

「雨降りの中、9歳と2歳の子ども連れて田植え」なんて、さすがに想定外(笑)
怖くて乗れないと、食わず嫌い的に避けてた首都高に乗ったり、ドライブがてら、にしては、
ながーーい道中な、茨城県まで、車を走らせながら、
途中「・・・なんで、行く事になっちゃってんだろ^^;」と、何度も思いました。

高速を降りて、一般道を、これまた結構な距離走って、
途中のホームセンターで、雨具だなんだを購入し(ソータのカッパは偶然にも車に搭載してあった)
さらに走って、山道を突然右折したと思ったら、
「マジか!」というような、塗装されてない、ほっそい林道を「ひぃぃーこわいよぉー(>_<)」
とか言いながらくだり、今回お世話になる「飯田農園」に到着したのでありました。

雨は降ったり止んだりの中、
「とりあえず、現地に行って様子みて、無理だったら、見学でもいいし、
バンガローで休憩しててもいいし」と言われて、来たはずだったのに、
気が付いたら、わたくし、カッパを着て長靴を履いて、子ども達をフル装備させ、
足元のおぼつかない棚田を降りて、ケースケの手を引いて、
田んぼのふちに、立っていました(笑)

ここまで来たからには、田植え体験したい!と、思いました。すっごく思いましたけど、
一方で「・・・なんで、私、ここにいるんだろう」と、不思議で仕方なかったです(笑)

何かに導かれていたとしか思えない。・・・っていうのは、
その1日が終わったから言えるのですが。
今は、田植え体験だけでなく、その日の出会いや、学びや、感じたすべてに、
「行ってよかった」という想いしか、残っていません。

というところで、後編につづく。
[PR]

# by sacci38 | 2012-07-08 02:06 | おでかけ